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守る側と守られる側の出会い(『t7s -OMOIDE IN MY HANDS-』表紙イラストの感想)

昨日、『Tokyo 7th シスターズ』(通称、ナナシス)から冬コミへの出店情報の告知がありました。その中の、公式スタッフ本Vol.2の表紙イラストについての感想を書きます。

あのエピソードでの伏線が回収された!?とか、あの子の重大な情報が明らかになった!?とか、Twitterでもたくさんの支配人*1が色んなことを話されていたと思うのですが、残念ながら用事があってそのタイムラインに乗れなかったので、自分の感想をここに置いておきます。

目次

突然の告知

2017年12月8日の19:00、唐突にナナシス冬コミ出店情報が発表されました。

見たことのない描き下ろしイラストがあります……

では、画像を見ていきます……(画像は公式アカウントのツイート*2より)

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!?

なんだこれは……。横バージョンのイラストも同時にツイートしてくれていたのでそちらで詳しく見ていきます……

感想、いくぞ

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このイラストが目に飛び込んできたときの印象をそのまま表現します。

僕には「桜が舞う季節にふたりの少女が出会った瞬間」に見えました。

そして、ふたりの特徴から、御園尾マナと若王子ルイの幼少時代の姿であることがわかります。いつぞやから仄めかされていた*3「ルイとマナの出会い」の瞬間なのか!?と興奮しました。

もうちょっと細かいところを見ていきます。ここからは時折waifu2x-multi *4の力を借りて拡大しながらコメントしていきたいと思います。

ふたりが出会った瞬間

ふたりの表情

ふたりの表情、特にその目に注目してください。

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大きく見開かれた目からは、初めて何かに出会ったときの「疑問」や「驚き」のようなものを感じ取りました。この表情から、ふたりが互いを知らなかった可能性が高い、つまり初めて出会ったと考えられます。「向き合っている」という構図も、出会いを描いている根拠になるかもしれません。

「一瞬」

そしてもうひとつ、まさに「ふたりの目が合っている」ということに僕は注目したい。目と目が合うのは一瞬の出来事です。ナナシスの多くのイラストがそうであるように、このイラストも「マナとルイが出会った」まさにその一瞬を切り取ったものになっているのでしょう。

「一瞬」という言葉は、ナナシスにとってきっと重要な言葉です。

「Star☆Glitter」というテーマソングのタイトル、「僕らは青空になる」での"笑い合った一瞬を忘れないで"という歌詞、『t7s 公式スタッフ本 Vol.1 -ハジマリノヒノスコシマエVer 8.12-』での総監督のコメント*5など、たくさんの場面で登場してきた言葉です。

春、『CHAIN THE BLOSSOM

まずイラストに描かれた場面の季節が春であることが分かります(桜とか、桜とか、桜色とか、あと桜とか)。

桜や春といってナナシスに関してすぐに思い出すのは、やはり(現実世界的には)今年(2017年)の春のことでしょうか。

具体的には、2017年に発表されたアニメーションMV作品『t7s Longing for summer Again And Again ~ハルカゼ~』と楽曲「ハルカゼ ~You were here~」、そして3rd Anniversary Live『CHAIN THE BLOSSOM』のことです。

アニメMVではナナシスの世界での2040年、つまり「未来」が描かれていました。そして、今回新しく発表されたイラストはマナとルイがセブンスシスターズになる前、つまり「過去」の出来事です。

また、『CHAIN THE BLOSSOM』の「花は繋がれてゆきます」*6が印象に残っています。ライブの冒頭には「CHAIN THE STORY」という言葉もありました。

このマナとルイの出会いは、セブンスシスターズの物語に繋がり、2034年のナナスタシスターズに繋がり、アニメMVで描かれた2040年に繋がっていく。きっとそのはずです。

ふたりの出会いが一体どうやったら「アイドル氷河期」に繋がっていくのか、ますます気になりますね!

表札、襲来

Twitterでもかなり話題になっていたルイの後ろにある表札。こいつが今回の主犯です。しかも、僕はこの表札に2回くらい殴られました。これを書いている今はもうだいぶ落ち着いていますが、ここからはあえて驚きを表現していきます。

まず1回目の衝撃。告知ツイートの画像からは「ひまわり園」という文字が判別でき、それが養護施設だと直感しました。ルイの立ち位置からは、彼女が「ひまわり園」の一員だということが推測できます。ということは……

!?!?

ルイもオルファン(孤児)だったのかーーー!?

ナナシスは、オルファン(孤児)の存在にたびたび言及してきました。公式Webのキャラクターページセブンスシスターズの寿クルトについて「孤児であったらしく~」という紹介がされていますし、EP.2.0のEP.KARAKURIにおいてはもっと詳しく触れられています。詳細は割愛しますが、娯楽都市であるTokyo 7thとオルファンの存在には重要な関係があることが仄めかされている状況です。

そんな状況で、クルトだけでなくルイも孤児であった可能性が浮上してきた*7わけです。これに衝撃を受けずにはいられませんでした。この表札から触発されて、Twitter上で様々な考察や妄想が飛び交ったことからも、この衝撃の大きさを感じました。

そして、2つ目の衝撃。告知ツイートの画像を拡大しても細かいところがうまく見えなかったのですが、Tokyo 7th シスターズ コミックマーケット93特設サイトの方の画像を拡大すると小さな部分まで見えました。

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細かい部分はある程度推測するしかないですが、おそらく

公益法人御園尾財団

特別児童養護施設

ひまわり園

と書かれています。

 !?!?!?!?

この表札が開示した情報、デカすぎるやろ。

ルイが孤児である可能性を明らかにしただけでは飽き足らず、「ひまわり園」を支えているのが御園尾財団であるという確定情報までぶち込んできやがったのです。恐ろしい……。つまり、マナが「支援している側」の人間であり、ルイが「支援されている側」の人間である、という関係性が浮かび上がってきます。

マナ側

さて、ここからはもう一度落ち着いて見ていきたいと思います。このイラストはマナ側とルイ側に分けて読むことができます。まずはマナ側。

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マナの側に描かれているのは、まずマナ本人、大人の男性2人、高級そうな車、マナが握っている花。大きく分けるとこうなりそうです。

マナについて

マナはいかにもお嬢様らしい洋服を着ています。ここから、マナが裕福な家庭で育てられていることが想像できます。

大人の男性2人と高級車

髭の生えた銀髪の男性(以下、銀髪紳士)とサングラスをかけた黒スーツの男性(以下、黒スーツマン)が立っています。銀髪紳士が誰かなのはわかりませんが、おそらくマナの父か祖父、あるいはそれに近い存在でしょう。

そして、黒スーツマンはマナと銀髪紳士を守るSPのような存在だと考えられます。つまり、マナと銀髪紳士は護衛がつくほどの要人であることがわかります。公式Webのキャラクターページでマナは「世界屈指の大財閥「御園尾コンツェルン」の一人娘」であると紹介されています。世界屈指の大財閥なら、護衛がつくのも高級車に乗っているのも当然です。

これらの情報を踏まえると、銀髪紳士が御園尾コンツェルンに関係する要人であり、マナの保護者である可能性が高いと考えられます。

ここには、マナの「大人に守られている」子どもとしての面を見出すことができます。

マナが握っている花

マナが握っている花は何だろうと思っていたんですが、「ワスレナグサ」ではないか、という説が持ち上がっています。

等々さんがこんなツイートをされていました。

ワスレナグサ」の花言葉が「私を忘れないで」であること(ワスレナグサ - Wikipedia)はその名前からも想像がつきますが、この花言葉を踏まえると、等々さんのように実は何らかの「別れ」のシーンなのではないか、と考えることもできそうです。

ルイ側

次にルイ側を見ていきます。

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ルイの側に描かれているのは、まずルイ本人、3人の子ども、建物の門(と例の表札)。そして、後ろの方に桜の木、手前に見える黄色いものは電柱の支線でしょうか。表札については前述したので、他のものを見ていきます。あと、電柱の支線については意味を測りかねたので割愛します。

ルイについて

マナがお嬢様のような服装であったのに対し、白シャツと黒ジャージとズボンです。マナに比べてかなりラフな格好です。マナに比べるとあまり裕福ではない、と言えそうです。

子ども達

子ども達は十中八九「ひまわり園」の子ども達でしょう。女の子はルイと手をつなぎ、男の子はルイに抱き付き、ルイはその子の頭に手を当てています。この様子から、ルイが子供たちから慕われていることが伝わってきます。

マナが「大人に守られている」ように映っていたのに対して、ルイは(大人に守られていないとは言わないまでも)「子どもを守っている」と言えます。

ルイは公式Webのキャラクターページで「保護者好感度No.1」と紹介されていましたが、「ひまわり園」での子守りの経験がそこに繋がっているのかもしれません。

女の子のシルエット

ルイと手を繋いでいる女の子のシルエット、どこかで見覚えがありませんか……。そうです、4Uのリーダーである佐伯ヒナちゃんですよ。

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4Uの中ではウメとエモコの関係性が目立つことが多く、ヒナについてはあまり語られていませんでした。

他人の空似ということもあるので実は何でもありませんでした!ってこともあるかもしれないですが、もしかしたら若王子ルイと佐伯ヒナの間には何か関係があるのかもしれません。トラブル処理能力の高いルイ、仲裁の上手なヒナ、言われてみると似ているのかもしれません。

今後語られるエピソードがますます楽しみになりました。

ユメミグサ

桜をこの場面全体の背景とみなすべきか、「ルイ側にあるもの」とみなすべきかはわかりませんが、桜について考えてみます。

桜の別名は「ユメミグサ」です。そして軽く調べてみたのですが、桜の花言葉は複数あり、その中に「私を忘れないで」というものがあるらしい*8です。ワスレナグサと共通する花言葉があるのは面白いです。出会いと別れの季節である春に咲く花には、人は似たようなことを感じるのかもしれません。

マナとルイが出会うということ

マナとルイが出会うということについて、これまでの情報を踏まえて考えたいと思います。

「ひまわり園」を支援しているのが御園尾財団という情報を踏まえると、マナは「支援している側」の人間で、ルイは「支援されている側」の人間です。

しかし、子どもと大人という関係に目を向けると、マナは大人に守られ、ルイは子どもを守っています。

ここからは完全な想像の話になってしまいますが、この出会いは、「支援している側」の人間として養護施設に訪問したマナが、実は自分の方が「大人に守られている」ということに気付いた瞬間でもあったのではないかと思います。

誰の"MY HANDS"か

最後に触れておきたいのが、公式スタッフ本のタイトル『OMOIDE IN MY HANDS』*9についてです。

直訳すると、「私の手の中にある思い出」だと思うのですが、このときの「私」って誰なんでしょうか。まさに思い出にまつわるような花を手にしているマナの手かもしれませんし、子供たちに触れているルイの手かもしれません。もちろん、他の誰かの手かもしれないです。

その他雑感

まだまだぶっこんで来そう

お気づきの方も多いと思いますが、告知ツイートには「描き下ろし3点に11キャラ分の制作ラフイラストが収録です!!!」とあります。

今回話題になった表紙イラストの他にあと2点の描き下ろしがあるわけですよね…。マナとルイの過去のイラストが他にもあるのか、それとも他のメンバーのイラストなのかはわかりませんが、何かまた新しい情報がぶち込まれそうですね……たいへんだ。

さらに、ツイートの添付画像では九条ウメやKARAKURIなどライバルキャラのラフイラストが確認できます。ということは、制作ラフイラストはライバルキャラのものだと考えるのが妥当ですが、ライバルは4Uの3人とKARAKURIの2人で合計5人です。残り6キャラ分の制作ラフイラストが誰のものなのかわかりません。

6キャラで切りがよくまとまっているキャラクターは、おそらくセブンスシスターズでしょう。ただ、セブンスのラフイラストは前作『ハジマリノヒノスコシマエ Ver 8.12』にも掲載されていたので、それとは別のラフイラストが収録されると考えられそうです。マナとルイの過去の「一瞬」が公開されたことを踏まえると、6人の幼少期verの制作ラフイラストかもしれません。

これは予想に過ぎないので、予想以上にワクワクさせられるのでしょうね……。楽しみです。

「公式スタッフ本」という名称

第1弾が発表された頃は「公式同人誌」という呼び方がされていて*10その印象が強かったんですが、「公式スタッフ本」という呼称に切り替えていくみたいですね。

簡単に調べてみたところ、2014年12月29日の時点で「公式スタッフ本」と呼ぼうとしていたみたい*11です。

*1:ナナシスのプレイヤーの呼称。アイマスでいうプロデューサー、みたいなあれ。

*2:https://twitter.com/t7s_staff/status/939072422552018950

*3:セブンスシスターズというチームを結成する前に出会っていたメンバーがいたことが仄めかされていました。

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画像は『Tokyo 7th シスターズ(ナナシス)』総監督と公式同人誌についてアレコレ話してきた [ファミ通App]より

*4:写真やイラストなどを、人工知能を活用して高品質に拡大できるサービス「waifu2x」の派生サービスです。UIが使いやすいのでmultiの方を使いました。

*5:"「拙く未成熟で輝かしいものの一瞬を切り取りたい」という欲求がどうしても抑えられなくて、ナナシスを企画・原作しました。"

*6:ライブの最後のMCや、パンフレットの総監督コメントで出てきたフレーズ

*7:児童養護施設には親がいないという意味での「孤児」だけでなく、理由があって親から離れて暮らしている子供もいるため、「可能性」という表現にしています。

*8:

サクラ:桜 の花言葉・誕生花・イラスト | チルの工房【无域屋】花札庵

*9:僕はロックに詳しくないので知らなかったのですが、NUMBER GIRLの曲に「OMOIDE IN MY HEAD」があるそうです。

*10:https://twitter.com/t7s_staff/status/515436285062680577

*11:「公式スタッフ本」とツイートするところを「公式スタッフ」と入力ミスするお茶目(?)なTwitter担当 https://twitter.com/t7s_staff/status/549403780551151616

「Sparkle☆Time!!」が本当にSparkle☆Time!!だったって話をしたい

ナナシス3rdライブ「CHAIN THE BLOSSOM」を終えて、どうしても話したいことがあります。「Sparkle☆Time!!」がめっちゃ楽しかったってことです。

ただでさえ多幸感に溢れたこの曲が!!!こんなにも楽しくなるのか……

 

とにかく、自分の心境と歌詞、ダンス、音響、ライティングのシンクロ率が半端なかった。ぜひ今から曲を再生して、歌詞*1を感じながらあの時を思い出しましょう!(気分がいいので馴れ馴れしい)

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いつの日か空に咲く~We are not instant~(ハルカゼ - CHAIN THE BLOSSOM - 感想1)

2017.04.22-23「t7s 3rd Anniversury Live in Makuhari Messe 17'→XX' - CHAIN THE BLOSSOM -」に参加してきました。泣いて、笑って、楽しくて。そして、前に踏み出す勇気をもらったライブでした。

  • ナナシスがずっとやりたかったこと
  • THIS IS THE "LIVE"
    • CHAIN THE ...
  • My Soul is not Changed
  •  誰かの背中を押すために
    • 「いつか誰かの光になるんだ」
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    • 「空に咲く」
    • またあした
    • 最初の想い
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